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東日本ママと西日本ママ10名が参加!

三陸・常磐の豊かな海が育んだ自慢の海の幸。
そのおいしさを体感してもらおうと、東日本出身ママ5名と西日本出身ママ5名、
そしてお子さんたちに集まっていただきました。
さあ、普段はこのエリアの魚を食べる機会が少ない西日本ママたちの反応は!?

青森県産しじみを使った
「しじみのバター醤油パスタ」

岩手県産真ダラを使った
「カリッとふわっと真ダラの塩フライ」

宮城県産ギンザケを使った
「ギンザケとアボカドユッケ丼」

福島県産ヒラメを使った
「ヒラメのかき玉中華スープ」

茨城県産アンコウを使った
「アンコウの甘辛みそ唐揚げ」

千葉県産寒サバを使った
「たっぷり薬味のよだれサバ」

試食会の参加者は、東日本ママ5名と西日本ママ5名。みなさん、普段から魚を食べる習慣がある方ばかりです。まずは、魚をテーマにしたクロストーク。参加者一人ひとりに、“私の推し魚”をうかがいました。
すると、東日本ママからは、アジやサケ、サンマにサバ、タラ、マグロなどの魚が。西日本ママからは、タコやハモ、カツオ、タイ、イリコ、フグといった名前があがりました。東と西で、見事に魚の顔ぶれが違います。

つづいて、好きな魚料理や馴染みのある食べ方についてうかがうと、東日本ママは、お刺身や焼き魚といった定番料理が多いのに対して、西日本ママからは、鯛めしや鯛そうめん、鯖そうめん、さつま汁などの郷土料理の名前があがりました。改めて地域ごとの食文化の違いにふれたママたち。みなさん興味深げに話を聞いていました。

その後、この日のテーマである、三陸・常磐エリア6県が推す自慢の海の幸をご紹介。
青森のしじみ、岩手の真ダラ、宮城のギンザケ、福島のヒラメ、茨城のアンコウ、千葉の寒サバ。こうした東の海の幸に比較的馴染みがあったのは、やはり東日本ママでした。

さあ、ここからはお待ちかねの試食会の時間です。メニューは、このホームページのレシピ動画でもご紹介している料理を中心とした6品。そのレシピ監修を行った料理研究家の高橋善郎さんが、集まってくれたみなさんのために自ら腕を振るってくれました。最初に運ばれてきたのは、しじみ、ギンザケ、寒サバの3品。「いただきます!」のあいさつを済ませるや否や、ママも子どもたちも夢中になって料理を頬ばります。


会場のあちこちから、「おいしいね!」「最高!」という声が聞こえるなか、髙橋さんから素材と料理の説明がありました。「青森県産のしじみは粒が大きく香りも良い。出汁もよく出るのでパスタにおすすめです。宮城県産のギンザケは、生で食べられるほど鮮度抜群。そのおいしさを実感してもらいたくて、ユッケ丼に仕立てました。千葉県産寒サバはとても肉厚。香りも味も力強いので、よだれサバにしました。香りのある調味料にも負けません」。

よっぽどおいしかったのか、みなさん、あっという間に完食。ママたちからはこんな感想をいただきました。

  • 「しじみの味が濃く、旨みをパスタがしっかりすっていて、子どももよく食べていました」(西日本ママ)
  • 「ギンザケが肉厚で、身がプリプリやわらかく、甘みもあっておいしかったです」(東日本ママ)
  • 「寒サバの脂が、普段食べているサバとは全然違いました。味付けもとても気に入りました」(西日本ママ)

今度は真ダラ、ヒラメ、アンコウの3品の試食です。またまた会場には「おいしい!」の声が響きわたり、高橋さんからはこんな説明が。
「岩手県産の真ダラは鮮度が良く、くさみも気になりません。今回は子どもも食べやすいフライに仕立てました。福島県産のヒラメは、味の良さが市場でも高評価です。そのおいしさを感じてもらいたくて、シンプルにスープにしました。茨城県産のアンコウは、白身魚ですが味がしっかりしています。相性抜群の味噌味の唐揚げにしました」。


三陸・常磐産の魚のおいしさに感動しているみなさんを、笑顔で見守っていた高橋さん。こんなメッセージで、試食会を締めくくりました。
「日本全国においしい魚はたくさんありますが、本日食べていただいたのは、三陸・常磐の豊かな海が育んだ唯一無二の味です。ぜひ、日頃のお買い物でも産地に目を向けて、ご紹介したレシピなどを参考に、ご家族でも魚料理を楽しんでみてください」。


会場中においしい笑顔があふれた試食会。終了後、参加したみなさんからは、こんなコメントをいただきました。

  • 「どれも馴染みのある魚でしたが、三陸・常磐産の素材の良さに感動しました。レシピも試したことのないものばかりで新鮮でした。ぜひ家でチャレンジしたいと思います」(東日本ママ)
  • 「素材そのものがとてもおいしく、子どもも喜んで食べていたことに驚きました。産地を選んだり、旬を意識したり、調理の仕方を工夫することって大事だなと思いました」(西日本ママ)
  • 「今まで産地を気にして魚を選んだことがなかったのですが、これからは、いつもとちがう海の魚にも目を向けて、各地の推し魚探しを楽しみたいです」(西日本ママ)

みなさん、今回の試食会を通じて三陸・常磐産の海の幸のおいしさを実感し、それぞれに新しい発見や気づきもあり、有意義なひとときを過ごせたようです。魚は、旬や産地を知ることでもっとおいしく食べられます。毎日の食卓も、より一層豊かになるはずです。ぜひ、“おいしい魚”をたくさん召し上がれ。